Rhythmboxをいじってみた,など.
先日のfireflyの記事でネットワークで音楽がおもしろく聞けるようになったので,UbuntuについているRhythmboxミュージック・プレイヤーをいじってみた.
筆者はWindows版のiPodでリッピングした音楽データを憎っくきLinstationに保存してあり,それをRhythmboxで再生できずにいたのだが,ネットで検索しているうちに単純なミスだったことがわかった.最初筆者は,Rhythmboxの[編集]-[設定]の楽曲タブでライブラリの場所を
smb://< NetBIOS名 >/<共有ポイント>/<ディレクトリ>
としていたのだが,よく考えればNetBIOS名が通るわけもなく,NetBIOS名ではなく,IP addressにしたら楽曲をロードし始めた(/etc/hostsで設定すればhostnameでいけるかも).これでWindowsのiPodでもUbuntuのRhythmboxでも同じ曲が聞ける...と,思ったのだが,Rhythmboxのインポートのエラーってのが出てて,"This file is incomplete and cannot be played"ってずらずらと書いてある.このため,本来,ライブラリで3600曲ぐらいあるところ,3000曲ぐらいしかインポートされていない.どうも,日本語の曲名の曲を中心としてダメなようなのだが...それで思い当たるのが,LinkstationのSambaのヴァージョンだ.この頃のLinkstationだと,ファイル名の日本語エンコードをSambaが面倒見てくれないらしく,Windowsで日本語ファイル名をつけると,Unix系(MacOS含む)から見たときファイル名が文字化けするのだ.これを何とかするにはLinkstationをまるまるDebian化して新しいSambaを入れるとか,近年のネットワークハードディスクを買うかしかない.(バッファローは当該Linkstationのファームのアップグレードはとうにやめてしまっている)どちらも気力・財力共にない.大体,マシンを入れ替えたとしてファイルをただコピーしただけではすまないだろう.うーん面倒くさい.
でも,自分的には大きな進歩だったので,次にiPodをつなげてみた.まあ,何とか認識してRhythmboxにiPodに入っている曲が現れた.そこから演奏もできるようだ.ただ,ライブラリとの同期(iPodで何回演奏したとかどの曲をスキップしたとかという情報のやりとり)はできないようだ.AmarokやBanshee,さらにはgtkpodなら可能かもしれない.今のところはLinuxでiPodを管理するつもりもないし,KDEベースのソフトを入れて変なことになっても嫌なので今回はここまででよしとしよう.
ところで,fireflyだとAACとmp3が混在していても分け隔てなく再生されるものなのね.まだ,AACが普及していないころmp3でリッピングしたBirdのデビューアルバムが聞けたよ(古い!).これは普通にiTune使っていてもできるんですか?
・おまけ
mount_smbfsとか,FreeBSDにUSBメモリをつないで,使ったあとアンマウントしようとすると
device busy
と言われて泣く泣く電源を落としたことはないだろうか.筆者はある.これを防ぐ方法,初心者バージョンは
1. すべてのログインプロセスで,カレントディレクトリがマウントしたデバイス上でないこと(cd しまくればいいんだけど)
2. それもしたのにアンマウントできない時は
> sync
とすればいいらしい(デバイスへのファイルの書き込みがマシンのキャッシュに溜まってしまってるのを実際に書き出しなどおこなわせる(説明はよくわかっていないので不正確かもしれない)コマンドらしい)
さらにだめな時はマウントしているデバイスのディレクトリでプロセスが走ってるだか何だかという話だが,初心者はそんなことしないだろう.もしそうなら,片っ端からkillするか,shutdown -rだ.
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